城野さん
本社 サポートセンター
Q1.仕事のやりがい、好きなところを教えてください。
フロントでお客さまと接していた時とは違い、私たちの仕事は、主に社内の従業員をサポートすることです。
各ホテルの現場で働く仲間たちがスムーズに業務を進められるように、縁の下で支えるのが私たちの役割。だからこそ、現場のスタッフから「城野さんのおかげで助かったよ、ありがとう」と声をかけてもらえることが、何よりの原動力になっています。
また、会計研修で指導した後輩が、少しずつ知識を吸収して一人前に成長していく姿を見るのも、自分のことのように嬉しい瞬間です。表舞台で輝くよりも、誰かの成功を裏方として支えることに喜びを感じられる人なら、きっとこの仕事に大きなやりがいを見つけられると思います。
Q2.仕事の大変なところは?
会社の根幹である「お金」を扱っているという、その責任の重さです。たった一つのうっかりミスが、会社全体の大きな問題に発展しかねないというプレッシャーは、常に感じていますね。
実は私、もともと経理の知識は全くなく、むしろフロント時代は「会計業務は向いていない」とまで言われていたんです。
それなのに、まさかの経理部門への異動(笑)。それなのに、まさかの経理部門への異動(笑)。最初は専門用語も飛び交う中で右も左もわからず、本当に悔しい思いをしました。このままではいけないと一念発起し、自分で簿記の勉強を始めたんです。
すると、家で学んだ知識と目の前の仕事がパズルのピースのように繋がる瞬間が訪れて…。
その時の面白さが、私の世界を大きく変えてくれました。この経験があるからこそ、今のプレッシャーも自分を成長させてくれる大切な糧だと捉えられています。
Q3.仕事で心がけていることは?
「相手の立場に立って、分かりやすく伝えること」です。
現場の会計担当者も、私のように専門知識がない状態で業務に就くことが少なくありません。だからこそ、指導する際には、自分自身が未経験で苦労した頃の気持ちを忘れず、専門用語をかみ砕いて、一つひとつ丁寧に説明することを徹底しています。
あとは、自分の「うっかりミスが多い」という性格をよく理解しているので、どんなに慣れた作業でも確認を怠らないこと。
これは自分自身への戒めとして、常に心に刻んでいます。
1日のスケジュール
※日によっては会計研修でホテルに出向きます
Q4.素敵だな、と思う社員さんは?
同じ事務所の上司である、神野さんと三上さんです。
お二人とも勤続年数が長く、常に数手先を読んで行動する力や、問題が起こる前に察知して手を差し伸べてくれるサポート力には、ただただ尊敬するばかりです。
特に神野さんは、私が仕事でミスをしてしまった時、決して私を責めたりせず、黙って一緒に頭を下げてくれるんです。
その背中を見るたびに、申し訳ない気持ちと同時に、「いつか私も、こんなふうに後輩を守れる先輩になりたい」と強く思います。
迷わず「リフレッシュ休暇」です!
私が入社した頃は、正直なところ制度があっても誰も使っていないような状況だったのですが、会社がどんどん変化していく中で、今では「絶対に取ってね」と取得が推奨される文化に変わりました。
私はこの1週間のお休みを利用して旅行に行ったり、資格取得のための勉強に集中したりと、心身ともにリフレッシュする貴重な時間として活用しています。
この休暇があるからこそ、また次の日から全力で仕事に向き合える。本当にありがたい制度です。
休憩は部署内で声をかけ合いながら、業務の切れが良いタイミングで各自が自由に取っています。自分のペースで仕事を進めやすい、とても働きやすい環境ですね。
一日中デスクで伝票処理に集中する日もあれば、朝一番で銀行へ手続きに走ったり、現場の会計担当者への研修準備をしたりと、日によって業務内容は様々です。
バックオフィスでありながら、ホテル現場を支えるアクティブな役割も担っていると感じています。