榮村さん

望楼NOGUCHI函館

磨いた技術で、 お客様に喜んでもらいたい。

Q1.仕事のやりがい、好きなところを教えてください。

料理人として、繊細な技術が求められる難しい仕事ほど挑戦意欲が掻き立てられます。
例えば、今の秋メニューに「メヌケのソテーウロコ仕立て」という一品があるのですが、これは薄くスライスしたジャガイモを、魚の切り身に一枚一枚、本物の鱗のように貼り付けていくんです。ジャガイモの厚さが少しでも違うと、火を入れた時に焼き色にムラができてしまう。いかに美しく、そして早く仕上げるか。その技術の探求が、今は一番面白いですね。
もちろん、お客さまからアンケートで「美味しかった」という言葉をいただけた時は、この仕事を選んで良かったと心から思えます。入社したての頃、お祝い用のデザートプレートにメッセージを書くのが本当に苦手で…。先輩から厳しい指摘を受けて悔しい思いもしましたが、毎日自分の時間を作り、練習を重ねました。ある日、同じ先輩から「ずいぶん綺麗になったね」と褒めてもらえた時の達成感は、今でも忘れられません。
一つの技術をこつこつと磨き上げ、自分の成長を実感することに喜びを感じられる人にとって、ここは最高の環境だと思います。

Q2.仕事の大変なところは?

「繊細な美しさ」と、多くのお客さまに提供するための「調理のスピード」。
この一見、相反する二つを両立させなければならない点です。一皿一皿に心を込めるのは当然ですが、同時に、最適なタイミングで料理を提供するための効率も考えなければなりません。常にどうすればもっと早く、もっと綺麗に作れるかを考え続ける必要があり、そこがこの仕事の難しさであり、プロとしての腕の見せ所だと感じています。

Q3.仕事で心がけていることは?

自分の持ち場を常に清潔で整理された状態に保つことです。
これは、入社当時に上司から「良い仕事は、整理された環境から生まれる。どこに何があるか把握し、次に何をすべきかを常に考えろ」と、厳しくも温かく教えていただいたことがきっかけです。今でもその教えは私の仕事の土台になっていて、綺麗な厨房に立つと、自然と気持ちが引き締まります。

1日のスケジュール

11:00
出勤 / ディナーの仕込み
13:00
休憩(1時間)
14:00
翌日の朝食の仕込み
16:00
ディナー営業の最終準備
20:00頃
片付け・退勤
「中抜け」がなく、1時間休憩を挟んで通しで働くスタイルです。
自分の仕事のリズムを作りやすく、集中して業務に取り組めていますね。上司や先輩方も、ただ仕事を任せるだけでなく「やってみたいことはあるか?」と聞いてくれるような、のびのびとした環境で働かせてもらっていると感じます。今はちょうどメニューの切り替え時期で少し慌ただしいですが、それもまた新しい料理に挑戦できる良い機会だと捉えています。

Q4.素敵だな、と思う社員さんは?

以前こちらにいらっしゃって、今は緑の風リゾートで料理長をされている青木さんです。
私が右も左も分からなかった3年前に、本当に手取り足取り、一から仕事を教えてくださいました。単に技術だけでなく、私の悩みや不安も親身になって聞いてくれる、素晴らしい方でした。もちろん、料理人としての腕もずば抜けていて、今でも青木さんのような料理人になりたいと思っています。

教えて!
あなたの好きな福利厚生は?

旅行好きの自分にとっては、5日間まとめて休みが取れる「リフレッシュ休暇」が最高の制度です。
この休暇があるから、ここで頑張れると言っても過言ではありません(笑)。
今年は、この休暇を利用して、福岡から新幹線で大阪、そして東京へと、本州を横断する旅を楽しみました。仕事でしっかり技術を磨き、休日には思いっきりリフレッシュする。そんなメリハリのある毎日が送れています。

働くスタッフの声

詳しく見る

私たちと一緒に働く
仲間を募集中です